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【感想】喜怒哀楽とどう付き合えるようになるのか!?

フェデラー引退・・・
「生ける伝説」がついにラケットを置く日が来てしまった・・・
ショックではあるが、それよりも「感動」をありがとうと言いたい!!!

話はガラリと変わります。

朝の時間を有効的に使うことが、
一日を有意義なものにすると実感している下コーチです。

朝早く起きることっていいよな~~~と何十年も思ってきました。
出来る時もあれば、ついつい寝坊してしまう時もあります。

習慣化されるとか聞きますが、僕の場合は起きれる時と起きれない時が
周期でくるような気がします(笑)

自分が「早く起きて、〇〇をする!!!」と決めていないからでしょうね。
予定がある時は起きれるのだから(笑)

レッスン時に、「子ども達の感情の変化」を感じ取るようにしています。
当たり前の話ですが、「感情」でテニスをしてしまっています。

しかし感情でテニスをしているうちは、一流の選手にはなれません。
感情は大切にしていきますが、それに振り回されることは安定したプレーには
つながりません。プレーに波があるということです。

良い時は良い。悪い時は悪い。こんな感じです。

もう一度言っておきます。
これが普通です。

これは子供のうちはまだ許されます。
しかし、大人になって感情をコントロールできない・・・
これはまーまー困ることがあると思います。

自分も困るでしょうが、周りもまーまー困ります。
いかに感情をコントロールできるようになるのか!?
これはテニスを通して見につけてほしい「力」です。

テニスでどんな時に感情をコントロールすることが必要なのか!?

上手くいっている時
上手くいっていない時
イヤな練習がある時
めっちゃ楽しい時
緊張している時
など

感情をコントロールするというと
「ネガティブ」な場面を想像すると思います。

もちろんネガティブな状況をポジティブに変えていく
ことも必要になります。

しかし、自分が上手くいっていたり、楽しいと感じている時も
コントロールをする必要があります。

何事も上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあります。
そうです。良いことも悪いことも永遠ではないのです。

だから、良いからといってそれを爆発させてしまうと
必ずしっぺ返しのように悪いというか上手くいかないことが
起こります。

試合でいうところの3-0までは完璧なテニスだったのに、
気付けば3-4・・・4-6みたいな試合が典型的なその例です。

昨日のレッスンの終わりにトーナメントクラスには話をしましたが、
調子が良いのは、マリオでいうところの「スター」の状態です。

ここで大切なのは、自分が今はスターの状態だと把握しておくことだと伝えました。
この自分の状態を冷静に分析できるようになれば、調子が良いをコントロールできる
ようになります。

自転車で下り坂を走っていると、始めはペダルをこがずに進んでいきます。
次に取る行動はなんでしょうか!?

ペダルをこぐことではなく、ブレーキをかけます。
そうです。調子が良い状態は、この下り坂を走る自転車に似ています。

多くの選手が、調子が良いからといって、「全力でペダルをこいでいます」
その結末は・・・大クラッシュ・・・ボロボロの状態でその後、自転車をこいでいるのです。

調子が良い時は、ブレーキをかけながら目的地につくまでコントロールしながら
進んでいくことが必要になります。
ブレーキをかけながらも、最短でたどり着くスピードや道を選択していきます。

調子が良くないとかイヤだとか・・・そんな時は上り坂をこいでいる状態です。
ペダルを必死に全力でこがないと転倒します。
こんな時は、とにかく全力で目の前のことをするしかないんです。

ここで全力でこぐことができるのか!?
これもとても大切な「力」です。

僕も上手くいくことも上手くいかないこともあります。
上手くいかないことの方が多い・・・
だから、常に全力!!!たまに上手くいく時もあるのでその時は
ブレーキをかけるようにしています。

何でも流れがあるので、ブレーキをかけるタイミングもとても
難しいですが、そこは野生の勘に任せていきます(笑)

テニスを通して身につけてほしい力の一つに
「感情をコントロールする力」があります!!!
というお話でした。

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