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【逆転の発想】結果に拘りすぎて上手くいかないのであれば・・・

こんにちは。
大谷選手が1回戦を突破しました。
本日2回戦が行われます。
頑張れっ!!!と応援している下コーチです。

今日は、今の子ども達を見ていて感じることがあるので
それを書きたいと思います。
※少々長くなってしまいました(笑)

目標があることは、素晴らしいことです。

目標

・テニス
滋賀県で優勝する
関西大会に出場する
全国大会に出場する

・テスト
合計で200点以上
合計で350点以上
合計で400点以上

などなど目標を数字・結果で掲げて頑張っている
子ども達が多くいます。

これはとても良いことですし、必要なことです。

ここで考えてほしいことがあります。

なぜ目標を掲げた方が良いのだろうか!?

それは、行動するためです。
自分のモチベーションを保つためです。

とか色々とあるかと思います。
しかし、大切なことは目標をなぜ達成したいのか!?

何のために目標を達成したいのか!?
要するに、目的を明確にすることが大切です。

これも子供達と話をしている時に、なんでテニスをしているの?
と聞くと、ほとんどの子が言うことがあります。

「勝ったら嬉しいから」
「達成感がハンパないから」

「楽しいから!!!!!」

勝った時や目標を達成した時の自分の状態をもう一度
味わいたいからしているのだということです。

そうは言うものの、なかなか思えていないことが多いです。
結果に拘りすぎて、それがプレッシャーになっているケースです。

そのプレッシャーを自分の味方にでき、自分のパフォーマンスが
上がるのあれば大いにプレッシャーをかければ良いでしょう。

しかし、目標を掲げることでプレッシャーになり、
自分のパフォーマンスが下がるぐらいなら違う取り組み方を見つけるべきです。

そもそも「楽しいからしているわけです」
苦しむためにしているわけではありません。

結果を出すということは、そんなに簡単なことではないです。
結果を求めるとイヤでもプレッシャーがかかります。
これは、なくそうと思っても無理なことです。

イヤでもプレッシャーがかかるのであれば、目標を掲げることで
更にプレッシャーがかかるのであれば掲げない方が良いです。

先日、田中将大投手の対談動画を見ていました。
その時に彼が言っていた一言。

高校をどうやって選んだのですか?

田中選手は、結果的には甲子園で準優勝という結果を出しました。
しかし、高校を選んだ時に甲子園で優勝したいからという理由で
高校を選んだわけではないと言っていました。

「自分が上手くなれる環境が駒大苫小牧だと思ったから進学しただけ」

目標ではなく、目的で高校の選択をした結果だと思います。
「野球が上手くなりたい」この一心だったということです。

目的を掲げ、結果が出るのであれば目的を明確にする作業を
真剣にすることをしてみるのも良いのではないでしょうか!?

自分に正直になって、目的を掲げてほしい。
難しいことなど一つもない。
自分に正直になるだけ!!!

上手くなりたい!!!

これだけなんです。
シンプルです!!!

そうすることで、行動の基準が出来るということです。

行動するときに自分に、

「これは自分が上手くなるために必要なことなのか!?」

を自問自答すれば自ずと行動の答えが出ると思います。

目標も目的もなかなか見つからなければ、見つける努力をするべきです。
テニスでは、見つけやすいと思いますので、そこを必ず明確にしてほしい。

テニスのことが決まれば、そこから勉強にも落とし込むことができないだろうか!?

何のために勉強をするのだろうか!?

そこもしっかりと考えて行動できると、
後にめっちゃ良かったと思う日が必ずきます。

コーチは、恥ずかしながら勉強を全くしてきませんでした。
だから、今とても後悔しています。

それは、勉強が出来ないからではなく、無駄な時間をたくさん
過ごしてきたから後悔しています。

もっと先のことを考えて日々行動していれば、
全く違った人生だっただろうなと思います。

とはいえ、コーチは今はとても楽しい人生です。
ここまで来るのに、大分遠回りをしましたが、
今は胸を張って楽しい人生を送っていると言えます(^^)/

子ども達には、コーチと同じ後悔をしてほしいくないです。
だから、目的を明確にしてほしいと思います。

子供の頃にこういった習慣が付いていると、
大人になってからの人生が自分の思うようになる一助になるから。

今日も熱くなってしまいましたが、テニスは楽しいものだし、
結果が全てではないから!!!結果で評価される世の中ではあるけれど、
結果は後から付いてくるものです。
人から評価されるためにしているわけではないから!!!

結果を気にしすぎて、自分のパフォーマンスが発揮できていないと
感じることがあれば、違うやり方にチャレンジしてみてください!(^^)!

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