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【雑談】某大学教授の奥が深い話

おはようございます。
子供達にそろそろ背を追い越されそうな下コーチです。

最近、目線が近くなってきたなと思うことが増えてきました。
嬉しくもあり、悲しくもあります。(笑)
成長を感じる一幕でもあります。

某大学教授と「今後のテニス界」についてお話をしてきました。

そこで面白いことを聞きました。

あるスポーツの高校生を対象とした調査の一部のお話です。

・クラブチームでスポーツを続けた子
・部活動としてスポーツを続けた子

高校3年時にどちらの子の方がそのスポーツを続けたいか
好きだと感じているのか!?

この調査結果では、クラブチームで続けた子だったそうです。

しかし、日本代表選手が多いのは、部活動出身の選手だそうです。

ん~何かとても奥が深い考えさせられる結果だな~。

今から書くことはあくまでも僕の解釈であり、どちらが良いとか
悪いとかを言いたいわけではありません。

では、クラブチームと部活動で何が違うのか!?

「指導者」と「環境」

他にもたくさんありますがこの2つだけを挙げさせていただきます。

最近の指導論は、コーチングがありその中にティーチングがある。
と一般的には言われています。

コーチング  = 導く指導
ティーチング = 教える指導

指導者によっても教え方が色々ありますので何が良いのか難しいところです。
僕たちの指導については、コーチングの中にティーチングを混ぜていこうと
いう考えのもとに日々お子様と関わらさせて頂いております。

スポーツを始めた時に、勝つために始めた子はほとんどいないと思います。
いつのまにか試合に出るようになっていたので、勝ちを意識するように勝手になった。

しかし、ホントに試合は勝ちを求めるものなのか!?とすら思うことがあります。
試し合いと書いて試合・・・ということは、自分がやってきたことを出す場所であり、
また次の練習や試合に向けての課題を見つける場所なのではないかとも思います。

勝ち負けに拘りすぎると、精神的にもの凄く疲れます。
精神的に疲れたから競技テニスを辞めてしまう子をたくさんみてきました。

私でいうと、パフォーマンス的に一番良かったのは、25~30歳ぐらいです。
10歳からテニスを始めてです。実に15年かかっています。(笑)

技術的にいうと、コーチになってからの方が圧倒的に上達しているので、
今が一番技術的には上手くいっていると思います。(笑)

ほとんどの選手が高校や大学で競技テニスを辞めてしまいます。
これが疲れたからではなく、次にやりたいことができたから!だと
応援できるのですが、疲れたからだとすると残念だなと思います。

あとは、環境も大きいと思います。ルールがありすぎる。
これも疲れる原因になります。

理想からいうと何もルールがない。ことがルールである。
これが出来て上手くいくことができるとこんな良いことは
ないのではないかと個人的には思います。

楽しいから始めたテニス。
何となく試合が楽しいから出た試合。

この気持ちを忘れてほしくないなと改めて思いました。

勝ち負けに拘らなくて良いといっているのではないです。
あくまでも拘るから楽しいのですが、それが全てではない!!!
ということです。

指導者として、子供達にとって良い方向に導けるように、
日々勉強、日々反省、日々進化!!!!!

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