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【納得】勝利よりも大切なことがある

こんにちは。
教育やスポーツ界の情報にアンテナを張っている下コーチです。

すると、「柔道 小学生の全国大会廃止」こんな記事が目に止まりました。

記事を読み進めていくと、小学生や中学生で全国1位になっている選手がそのまま、
オリンピック代表や日本No.1に輝いているかというとそれはほぼない。

戦績が出ていないだけならまだしも、スポーツが嫌いになっているという事実もあるらしい。
なぜ子供がそうなってしまったのか!?原因は1つではもちろんないでしょう。

その中で挙げられていた中でとても重要なキーパーソンが2人いました。
「親」と「指導者」です。

テニス界でもあるあるですが、親も指導者も勝利至上主義に
なってしまっているということです。

勝利を目指すことは大切ですが、勝つことだけが全てではありません。

勝利至上主義になってしまうと、

・子供たちが過度にプレッシャーを感じる

・親や指導者に怒られるからとかで、顔色を見ながらプレーする。

・プレーそのものを楽しめなくなる

といったことが出てきます。
これでは、ホントに本末転倒です。

また、小学生や中学生で活躍する選手は、
早熟型というような言い方もしてました。

周りの人よりも始める時期が早く、その分経験も豊富になるので早くに結果が出た!
または、いいからやれ!と押しつけてしまう。といったところでしょう!

早熟型で結果が出ればまだ、好きでい続けられるかもしれませんが、
そうでなかったら嫌いになるという統計も出ているみたいです。

高校生や大学生で活躍する選手は晩成型も多いようです。

体の成長にもよるでしょうし、精神的な成長にもよるところではないかと思います。
結果を早く出したい気持ちはわかりますが、早いから良くて遅いからだめだと
いうことは全くありません。

僕がもったいないなーと思うのは、大学生になると何だかモチベーションが
下がっている選手をみかけます。

高校である程度、やり切っているのかもしれないですが、やり切った!!!
と思えているならそもそも大学でテニスをなぜやるんだろう!?とか思って
しまいます。

晩成型と言うと、結果は遅くても良いよと聞こえてしまうかもしれなしですが、
結果を出そうとすることは大切だけれど、結果が出ないからといって焦る必要も
落ち込む必要もないということです。

今の結果に囚われ、そこで周りも本人も可能性を
決めてしまっている部分が少なからずあるような気がします。

今も大切ですし、過去も大切ですが、未来をどうしたいのか!?も大切です。
今を見過ぎで、未来を決めてしまうのはもったいない。

自分で限界を決めずに、未来を見据えて行動できればいいと思います。

今日は、勝利至上主義は良くないんじゃない!?
勝ち負け以外のところでテニスを好きになってほしいし、
今の戦績なんか関係ない!っていうお話でした。

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