こんにちは。
全豪オープン2022男子決勝!!!
熱すぎる~~~!!!
ナダル選手凄すぎ!!!
と興奮冷めやらぬ下コーチです。
2-6、6-7、6-4、6-4、7-5
試合時間:5時間24分
ナダル選手おめでとうございます。
メドベージェフ選手も素晴らしかった!!!
13年ぶり2度目の優勝
グランドスラム21度目の優勝
昨年は故障から8月にツアーを離脱
12月には新型コロナウィルスに感染
一度は、テニスが出来る状態に戻れるかわからなかった男の優勝
この試合でも、2セットダウンからの大逆転劇。
心がいつ折れてもおかしくない状況。
幾度となく訪れたブレイクポイントというピンチ。
ここを取ればチャンスというゲームポイント
この攻防を5時間以上にわたって繰り広げた。
もっというと、2週間この攻防を繰り返した
もっというと、2001年のデビュー戦から21年以上
この世界に身を置いている。
このテニスへの情熱は、凄いとしか言いようがない。
凄いなんて言葉では言い表すことはできないがそれしか言いようがない。
最終的には、得意とか好きとかではなく、どれだけ情熱を持ち続けられるか。
これに尽きるのではないでしょうか。
情熱さえあれば、諦めないこともできるし、何事も乗り越えられる。
誰でもできるようでとても難しいことだと思います。
子ども達の情熱を引き出せるような指導をする。
情熱を持ち続けられるような指導をする。
そのためには、自分が情熱を持ち続けることが一番大切である。
こんなことを感じたし、していくよう日々精進していきます。
技術的なお話をすると、
「セカンドサービスの改善」
「ネットプレーへの挑戦」
これが光った大会だったように思います。
セカンドサービスのスピードが大幅にアップ。
よりアグレッシブに年齢的なことも考えて、短いポイントで
取れる形を見つけていった答えだと思います。
当たり前ですが、あのレベルの選手でも日々進化しようと
自分を変化させていっている。
この進化が結果に繋がるかどうか分からない。
だけど、結果を恐れず取り組んだから結果がでたのでしょうね。
ナダルと言えば、ベースライン後方から繰り出される
「エッグボール」が代名詞。
そのナダルが、サーブ&ボレーやストロークからのネットというような
ネットプレーに近年力をいれていることは、試合を見ていて思っていましたが
この大舞台でもその成果が顕著に表れたと思います。
最後に印象的だったことは、「緩急」を非常に取り入れていたことです。
特に遅いボールを多用していました。スライスを混ぜてラリーしていました。
メドベージェフ選手が、早い展開を好む選手だからでしょう。
戦略的にも、しっかりと練って当たり前ですが優勝を狙ってきている
ことがうかがえました。
自分の出来ることを増やしていくこともとても大切なことです。
ということは、出来て満足ではなく、出来るようになればそれを
どう使うのか。そしてその結果、次は何をしていくのか。
こんなサイクルをずーっと繰り返していくんだろうと思います。
情熱さえあれば、テニスに終わりはないんですね(^^)/
情熱を持ってまだまだ頑張るぞ~~~(^^)/
スポーツ選手に影響を受けやすい下コーチでした(笑)